平成24年6月23日(土)ススキノ「缶苦労(カンクロウ)作戦」ごみ拾い
毎年恒例ではありますが、北海道倫理法人会様と共同で、日ごろお世話?になっているススキノのごみ拾いを行っています。
これは、新宿歌舞伎町で日本を美しくする会が先頭に立ち毎週ごみ拾いを行い新宿の犯罪が半減したと言う実績を参考に「毎週できなくてもせめて年に一度は」と言うことで、はじめています。
駐車場を提供いただく、福本商店さん前に8時半に約100名が集まり、札幌掃除に学ぶ会 からの道路掃除注意事項を聞き、3班に別れ、道路のガム取り用スクレーパーを全員持ち 出発。最初はリーダー・サブリーダーの指示に従い団体行動でごみ拾いをしていても、つ い目の前の道路のガムの跡にスクレーパーで夢中になってかきとりをしているうちに、いつ の間にか完全に全員がばらばらで汗を流しながらの行動。
親子で一つの袋にごみを集める人、馴染みの?お店の前を念入りに掃除するオジサン。
あっという間に時間が経ってしまい、用意したゴミ袋も満杯に。
11時になり、予定通り元の福本さん駐車場に戻ったときには、大きなゴミ袋がいくつも集まりました。
札幌市清掃部さんのご好意で、特別に指定ただいたごみ集積場にゴミ袋を届け、最後に、北海道倫理法人会さんのご好意でお疲れさまの飲み物を参加者全員に配られ、北海道倫理法人会研修委員長から締めの挨拶を頂き終了解散しました。
今年も、いい汗をかきました。
平成24年9月9日(日)札幌市立西陵中学校トイレ掃除例会
6年前、シャッター通りと化してしまいそうな、発寒北商店街(通称「ハツキタ」)の土屋理事長以下商店街理事の会合で
  「このままじゃ、商店街は死んでしまう。何とか地元住民とつながりを持った、商店街にしなければ」
  「色々と、手は打ったが簡単に効果は上がらないし…」
  「地元の中学生と親しくなったら、昔みたいに買い食いに来て、それが縁でお母さんたちも買い物に来ないかなー?」
  「そう言えば、お付き合いのある倫理法人会の会員で、トイレ掃除を中学校にしに行っている掃除の会とかがあると聞いたけど…」
  「その掃除の会とかに、頼んだら地元の西稜中学校に来てくれるかなー?」
みたいな、会話があったか否かは分かりませんが、当時札幌西倫理法人会会長だった大関さん(札幌掃除に学ぶ会創立メンバー)から連絡があり「商店街の活性化のお手伝いで中学校トイレ掃除」と言う趣旨に感動して、
主催:発寒北商店街
協力:札幌西倫理法人会&札幌掃除に学ぶ会
と、いう形で始まった、トイレ掃除です。
通常は、学校トイレ掃除を行っても、翌年以降に継続して行うことは皆無だったのですが、ハツキタの商店街主の熱意で、とうとう、6年間継続と言う形になり、今では西稜中学校も発寒北商店街も「年中行事」として、位置づけられる名物行事になりました。
参加者数:西稜中学生徒79名 ハツキタ関係者7名 倫理&掃除に学ぶ会メンバー36名の合計122名が申し込み8時半受付開始と共に、体育館にみんな集合し始め、その間に、掃除に学ぶ会メンバーによる「リーダーミーティング」。
何せ、この西稜中学の場合は参加生徒が2年生や3年生の場合は「経験者」なので、いい加減な指導は中学生に足元を見られる?ので、真剣に打ち合わせ。
続いて、昨年から始めた「中学生サブリーダー・ミーティング」を行い 同席したリーダーと綿密な打ち合わせ。
開始時間の9時になり、湊校長先生の挨拶や、発寒北商店街土屋理 事長の挨拶に続いて、各班のリーダー・補佐役・中学生サブリーダー の自己紹介を行い、その後は恒例?の大関社長による「雑巾の絞り方 教室」、これが初参加の一年生生徒には、家に帰ってお母さんに自慢できると、毎年好評のセレモニー
これらが終わり、いよいよ全員掃除場所に移動して、まず各班リーダーから、掃除道具の使い方説明と掃除の心得をレクチャー。
その後、自己紹介を簡単にそれぞれが行い、まず学校のトイレ掃除道具を(これは使わない)廊下にひとまとめにして、それが終了すると、全員便器に向かって整列し、リーダーの掛け声に合わせて「便器に礼!本日よろしくお願いします!」
一部では、この行為が「宗教くさい」「おかしい」と批判は出ていますが、トイレ掃除を終えた後に溢れる感動を経験すると分かり ます。2年生・3年生はその経験があるので素直に行動します。
さー、いよいよトイレ掃除スタート
2年生はほとんどの生徒が2回目参加なので、リーダーや補佐役が言わなくても、次に何をやるべきかを理解していますし、初心者である後輩の1年生に指導さえしています。 約2時間のトイレ掃除を終えると、便器はすっかりピカピカに
道具をきれいに洗って体育館に戻ると、まず消毒液で手の消毒をして、発寒北商店街のケーキ屋さんのシュークリームとペットの飲み物が商店街さんのご好意で配られ、しばらくは仲間で本日の健闘を讃えあい談笑。
一休み終了後は、もう一度最初のように整列して座り、各班のサブリーダーに指名された人が前に出て、本日の体験発表。
ある意味、これが掃除に学ぶ会例会の最大のビッグイベント。 一年生は、初めての経験を嬉しそうに語り「来年も是非参加します!」と宣言されると我々の疲れもいっぺんに吹っ飛びます。 今回は会員企業のきのとやさんからも、15名の社員さんが参加。 普段ありえない中学生との交流を含めトイレ掃除の感想を述べてくれました。
いろいろ素晴らしい感想を述べていただき、無事終了。
お昼前には「お疲れ様!」で解散。
掃除に学ぶ会会員は、それから掃除道具を綺麗に洗い、塩素殺菌して次の掃除のために整理。
実は、昨年まではこれらの掃除道具は、イエローハットさんが保管・整理していてくれたと言う、まさにおんぶに抱っこの状態でイエローハットさんにお世話になっていましたがイエローハットさんの機構改革もあり、置き場所も狭くなったので、我々が保管管理することになり、今回初めて自分たちで終了後の管理もすることになりました。
本州や、他の掃除に学ぶ会では当たり前の行為を、イエローハットさんにお願いしてきた事に、深く感謝します。特にイエローハットさん掃除に学ぶ会担当の谷内さんには、お一人で黙々と道具管理を10年以上していただいたことに感謝しています。
と、言うことで今回は、雑巾・バスタオル・タワシ・スポンジ等の濡れていて乾かす必要のあるものは、会員企業のハイデックス和島様にご協力いただき、それ以外はこ工営舎大関夫妻にご協力いただき整理整頓を行ないました。 6年継続した、札幌市立西陵中学校トイレ掃除、これからも札幌西倫理法人会様とのコラボで継続する所存です。