たとえ何拾万個のゴミがあっても一つ拾えば一つだけでもきれいになるわけで、拾ってけっして汚くなることはないのです。
「一つや二つ拾ったってしょうがないじゃないか」という考えではなく、一つでも二つでも拾えばそれだけ世の中がきれいになる。
そういう考えです。(鍵山秀三郎語録より)

2006年11月24日 NHKほくほくテレビ(wmv)
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謙虚な人になれる
どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできない。
人間の第一条件は、まず謙虚であること。
謙虚になるための確実で一番の近道が、トイレ掃除です。

気づく人になれる
世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、無駄があるか、ないか。
無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。
気づく人になることによって、無駄がなくなる。
その「気づき」をもっとも引き出してくれるのがトイレ掃除。

感動の心を育む
感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。
そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。
人が人に感動するのは、その人と手と足と体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。特に、人のいやがるトイレ掃除は最高の実践道場。

感謝の心が芽生える
人は幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せになれる。
その点、トイレ掃除をしていると小さなことにも感謝できる

感受性豊かな人間になれる。
心を磨く 心を取り出して磨くわけにいかないので目の前に見えるところを磨く。
特に、人の嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。
人は、いつも見ているものに心も似てくる。

日本を美しくする会ホームページより引用
日本を美しくする会
創始者
鍵山秀三郎氏
1933 東京生まれ
1961 ㈱ローヤル(現㈱ 
1962 イエローハット)創立
1998 イエローハット代表取締役辞任
平成5年11月に岐阜県明智町(名称:日本大正村)という山間の小さな町の集まりにをきっかけとして鍵山秀三郎氏が「日本を美しくする会」を創唱。学校の先生方のご理解を頂き学校をお借りして、トイレ清掃の活動をするようになりました。現在では全国各地に波及し、10万人以上の方々が参加しています